2010年12月31日 和泉市府中南之町 大晦日小屋開き

南之町へのカウントダウンは06年以来4年ぶりの訪問

  

今年はナ、ナント交差旗が復活。実に5年ぶりのとのこと。(05年、03年に交差旗を着けていた模様)

  

交差旗と後旗は以前の二重破風時代にはすでに新調。(S57年の大修理の少し前に新調?以後修繕を経て今でも現役?)

  

  

平成15年(03)に大下工務店にて大修理。(9月28日大修理入魂式)
大・小屋根、そして枡組・枡合すべて新調。枡合の平は二重枡合、大屋根の主と小屋根の車板も新調。(虹梁と一体型)
台木も新調され大型化。

  

H16年(04)まではカウントダウン。17年(05)より現在の形になったようです。(18年は小屋向いの駐車場で行なわれていた)

  

小社之町も交差旗を着けていた時期がありました。

各町の交差旗 : 南之町は「南」、東泉寺は「東」、小社之町は「小社」、市辺町は「市辺」、馬場之町は「馬」のそれぞれ丸文字
馬場之町以外は社紋ではなく両方(両面?)が町名なのが府中地区の交差旗の特徴かと思います。

  

(普段見れないだけにいつも以上に撮影しました。関係者の方々度々前をチラついてすみません)

  

夜、ライトで下から照らされる屋根。こうして見ると入母屋ならではの垂木並びが美しいですね。

  

  

南之町の水引幕は赤幕の半分くらいまで黒フチ部分があるのが特徴ですね。

  

昭和後期の大修理ブーム時期前後に新調された交差旗、旗棒が結構好きです。

  

  

大きく模られた丸<南>の文字がなんともです。(三方正面も丸<南>)

  

  

19時20分、現地を後にしました。


この後、一旦帰宅後、弥栄神社へ向かいました。

(5月に購入したデジカメ。夜は以前のに比べていい感じに写ってくれる感じ、日中のオレンジがかった画像はう〜んです)


余談

H15年の大修理前の葺地の棟?の直線的なラインと懸魚も好きでした。(高石の南の葺地もそうかな)

府中地区の提灯は町名に外枠があるのが特徴的。裏面の若中にも外枠がありました。

  

  

馬場之町のみ「馬に菊紋」。(提灯に社紋と町名が一緒に入るのは希少かと)

他、後旗の三方正面は、南之町・東泉寺・小社之町の3町が中央が三方正面で両側は竿頭球。(小社之町はH21に中央のシャクマと三方正面を新調?)