2009年10月10日(土) 泉州祭礼 午前 久井町 (春木川町・桑原町)

8時45分、春木川町へ到着。ちょうど休憩中でした。

    

お目当ては、昨年新調された番号持ち。町名の台彫刻の上に達磨が乗っています。


   

続いて若樫町の地車庫へ移動。庫内にて吹きチリを見つけました。


8時50分、久井町に出会いました。

  

  

腰廻りは、伊勢込みの縁葛+小連子+大連子+土呂幕。(小連子と大連子が通常とは逆になっています)

  

土呂幕下部には縁板があります。大改修時、見送り連子廻りも一新されています。

  

地車は腰廻りの3方を残し、すべて新調されている様に見受けられました。

   

  

  

  

  

  

正面の垂木は、6本。平は、柱芯から開くタイプとなっています。

  

大屋根は、飛檐・地垂木伴に<久井>の意匠。小屋根の地垂木は獅子となっています。

  

  

三方正面は、H19年に新調。(以前は玉球)

平成10年8月30日入魂式、池内工務店にて大改修を行い地車復活。
平成14年5月19日、修理入魂式。

(又、H13年に法被変更。H16年に斬新な纏を新調しています)


9時25分、久井町からの帰路途中に休憩中の桑原町に出会いました。

  

三方剣の竿頭に朱色の交差旗。
現在の豪華な交差旗もイイですが、味がありあっさりとした感じの交差旗・旗棒もいいものです。

水引幕は、フチが黒でチチが赤。幟と同じ組み合わせでこちらもイイですね。

観音寺町も朱色の交差旗。
三方正面も各方の旗の意匠に併せ、<観音寺>と<梅鉢>の意匠になっています。

  梅鉢の中心は銀刺繍でその中に金刺繍で<観>があしらわれています。

水引き幕に関しては、黒チチ・黒フチ。
幟は、桑原町と同様で赤チチ・黒フチです。後旗の竿頭も桑原町と同じで、両側は玉球で中央が三方正面ですね。


赤系の交差旗は、松風町・西之内町・生之町・観音寺町・桑原町・海塚町・堤・朝代・栂。
同系色でも赤色〜朱色〜臙脂色と各町異なると思います。

(同じ市・同じ地区で2台赤系の交差旗があるのは珍しいですね)


この後、私は豊中町へ向かいました。