その2
11時8分、小倉へ到着。既に本部へ据えられていました。
「小倉最寄」のテントがなんともです。
平成17年交差旗新調。(昨年祭礼時目の前にして見れなかったので今回見れて良かったです)
表面には幟の紋。裏面は町名のみ
交差旗新調時のみ?使用された裏面。こちら側の化粧姿も見てみたいです。
見送り連子廻りは腰組形式。
「一の谷 鵯越逆落とし」 町名を配さない斬新な町名旗
大屋根は三重垂木仕様
大下工務店唯一の小屋根扇垂木。垂木は木鼻上の桁から開いています。
桁隠しは平成15年の大修理時に追加されています。(大下さんの地車では稀ですね)
大屋根三重垂木、小屋根扇垂木、見送り連子、そして交差旗、後旗と以前から見たかったのが一度に見れて良かったです。
小倉の地車は大下工務店さんの新調地車では切妻一番乗り。
平成5年(1993)に新調され、本年で新調18周年。
平成15年(2003)の修理時に大屋根と見送り虹梁を新調、彫物追加。新調20周年を期に修理予定?
11時25分、大西小路へ
昨年に続いての見学です。
平成17年に交差旗・後旗を新調。
見送り内の中心にある馬乗りには圧巻
大修理された地車の台木や芯金を見るのも結構好きです。
台木の色合いに目がいきました。
H12年以前の松良受けは獅子でした。
昭和10年新調(1935)。昭和60年に天野工務店にて大修理、切妻より入母屋となる。平成12年の植山工務店の大修理により切妻へと戻る。
今年で新調76周年を迎え、更に本年十月祭礼の総年番を務めます。
遠めのアングルを何枚か撮ってみました。
広大な久米田池の畔にある公園と地車。
11時45分、岡山公園を後にしました。
この後、田治米町へ寄ると既に地車庫は閉まっていた。